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2012-02-06から1日間の記事一覧

夏目漱石 「文学評論」(岩波文庫)下巻 2

p153 哲学問題を詩にしようとしたアレキサンダー・ポープの遣り口は、生で食うべき蜜柑をゆで、味噌をつけて食わせるようなもので、まずいと言えば「他のものが遣ればなおまずかろう、オレだからまだこのくらいに料理が出来たんだ」と威張っているようなも…