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2012-02-23から1日間の記事一覧

ポール・ヴェーヌ 「“私たちの世界”がキリスト教になったとき」 (岩波書店) 3

p126 コンスタンティヌスの没後二、三世紀して、ローマ帝国住民の十パーセントだった宗教が万民の慣習宗教になったのは、異教徒迫害によるものでも布教によるものでもない。「公認の宗教権威」 という万人の心を平安に導くものへの順応主義――「みんなと同じ…