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2016-08-30から1日間の記事一覧

井筒俊彦 『アラビア哲学』(慶応大学出版会)

1993年、78歳で亡くなった著者が35歳のときの著作。世界的宗教学者のごく初期の論文だが、のち『意識と本質』や『イスラム思想史』の中核部分となるイスラム神秘主義と、それが西欧スコラ哲学に与えた深甚な影響などが、すでにこの中にとても分かりやすく示…