アクセス数:アクセスカウンター

2017-03-18から1日間の記事一覧

森鴎外 『大塩平八郎』(昭和出版社 鴎外作品集第5巻)

天保8年(1837年)、大坂町奉行所の与力・大塩平八郎は、米の値段が騰貴し、貧民が難渋しているときに乱を起こした。この暴動の原因はただ一つ、飢饉である。 天保3年(1832年)頃から天候が長期的に不順になり、ひどい不作が続いた。天保7年の作…