アクセス数:アクセスカウンター

2017-03-30から1日間の記事一覧

谷崎潤一郎 『春琴抄』(講談社全集)

「谷崎潤一郎が美しいと考えるもの」が前面に出た中編。47歳のときの作。「女性がもつ、この世界で他と比較できない美しさ」の前には、その女性の人となりの高慢とか残酷とかはどうでもいいことである、男と生まれたからには美しく気品ある女性には必ず跪…