アクセス数:アクセスカウンター

2017-04-09から1日間の記事一覧

阿部謹也 『中世賤民の宇宙』(ちくま学芸文庫)1/2

P53 抽象的「時間」は中世にはじめて生まれた 水時計、砂時計、火時計は、水が流れ、砂がこぼれ落ち、蝋燭が燃えるという地球上の物理量の変化によって時の経過を測る。この意味で水時計や砂時計や火時計は「地球的時間」の尺度である。これに対し11世紀に発…