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2018-08-12から1日間の記事一覧

フリーマントル 『別れを告げに来た男』(新潮文庫)

亡命・スパイ小説の傑作。1983年4月、私がサラリーマンをやめる前後に読んだものの35年ぶりの再読。10年以内にソ連がなくなるとはだれも予想していないときだった。 主人公アンドレイ・パーヴェルはまだ十分に強大だったソ連の宇宙ロケット開発の絶対的…