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ウィングフィールド

ウィングフィールド 『冬のフロスト』(創元推理文庫)

養老孟司さんが激賞している現代イギリス警察小説「ジャック・フロスト警部シリーズ」の、邦訳のあるものでは最後のもの。 養老さんが「あとがき」で言っていることだが、主人公フロストは一種のアンチヒーローである。人智を超えた推論の力で難しい事件を解…

ウィングフィールド 『夜のフロスト』(創元推理文庫)

シリーズとしては3作目。700ページを超す大部。持ち歩くときはかさばるが、作者ウィングフィールドは読者を退屈させるなどと失礼なことはしない。 あいかわらずジャック・フロスト警部は無茶なことを部下たちに言う。「連続老女切り裂き魔のくそ野郎は、現場…

ウィングフィールド 『フロスト気質』(創元推理文庫)

養老孟司の「おすすめ本リスト」で激賞されていたイギリスの警察小説シリーズ。作家の四作目にあたる。もともと養老さんの薦める本は、小説だけはぼくの肌にあわないのが多かったのだが、このウィングフィールドのものほど、病院の待合室で読んで、電車の中…

ウィングフィールド 『フロスト日和』(創元推理文庫)

『クリスマスのフロスト』につづくウィングフィールドの、いわゆるモジュラー型警察小説の二作目。『クリスマスのフロスト』以上の傑作だ。 郊外の深い森の中の連続婦女暴行事件、公衆便所に浮かんだヤク中浮浪者の死体、轢き逃げされた貧しい老人、轢き逃げ…

ウィングフィールド 『クリスマスのフロスト』(創元推理文庫)

いくつもの事件が時間差攻撃のようにほぼ同時に発生し、それを刑事が追いかけていく小説をモジュラー型警察小説と呼ぶそうだ。『クリスマスのフロスト』はその典型のような作品である。刊行の1974年、ロンドンの新聞書評でも「・・・・・巧みに配された謎、…