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カーソン

カーソン 『沈黙の春』(新潮社)2/2

『沈黙の春』から一箇所だけ抜粋する。微生物から人間まで、あらゆる動植物に見られるエネルギーの供給・消費現象を有毒物質がどう阻害するかを述べたところである。生命というものの根幹に致命傷を与える仕組みがとても分かりやすく書かれている。 p261−5 …

カーソン 『沈黙の春』(新潮文庫)1/2

農薬公害問題告発の「古典」と言ってもいい本。著者は、DDTやパラチオン、マラソン、BHCなど塩化炭化水素系、有機リン酸エステル系の農薬を中心とした化学薬品が、50年・100年後の地球上の全生物にとても暗い影を落としていることを多くの実証データに基づい…