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マックス・ウェーバー

マックス・ウェーバー 「世界宗教の経済倫理 序説」

p121 幸福な者は、自分が幸福であることを正当化する理由が必要である。かれは、幸福であるに値すること、特に他の人々に比べて値するものである、という確証を求めようとする。またかれは、自分より幸福であってほしくない者が自分と同じ幸福を持っていな…

マックス・ウェーバー 「宗教的現世拒否の段階と方向の理論」

p159 合理的なるもの――知的・理論的ないし実際的・倫理的態度決定に際して、論理的または目的論的な「一貫性」を持っているもの。推論の道筋が「一貫性」を持っていることだけが問われるのであって、推論の前提にアプリオリなことがらが措定されているかど…

マックス・ウェーバー 「宗教社会学論文集 序言」

p73 営利衝動や利潤追求の努力は、給仕、医者から賭博者、売春婦までいたるところにあるし、資本主義とは全く関係がない。掠奪利潤に近い、放縦極まりない営利欲はいかなる意味においても資本主義とは同じものではないし、いわんやその「精神」では全くない…