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ユヴァル・ノア・ハラリ

ユヴァル・ノア・ハラリ 『ホモ・デウス』(河出書房新社)2/2

p242-3 今後、途方もない量のデータ処理を前にして サピエンスは人工知能に卑屈な態度を取らずに済むか 21世紀の経済にとって最も重要な疑問はおそらく、ほとんどなんでも人より上手にこなす、知能が高くて意識を持たないアルゴリズムが登場した場合、膨…

ユヴァル・ノア・ハラリ 『ホモ・デウス』(河出書房新社)1/2

世界的ベストセラーになった『サピエンス全史』の続編。前作では、われわれホモ・サピエンスが自分を取り巻く世界の頂点に立ったいきさつを、わずか上下2巻500ページのなかに息づまるようなロジックをもって描き切っていた。きっかけとなったのは、進化…

ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』(河出書房新社)7/7

下巻 第20章 超ホモ・サピエンスの時代へ p247-9 このさき、脳内配線にわずかな変異が起きるとすると、 サピエンスはいったい何になろうと望むだろう ロシアと日本と韓国の科学者から成るチームが最近、シベリアの氷の中で発見された古代のマンモスのゲノム…

ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』(河出書房新社)6/7

下巻 第14章 無知の発見と近代科学の成立 P59-61 近代科学は、人間がいろいろなことに無知であることを公に認める。 この無類の知的伝統が、「世界理解」に至るための基本的な足がかりになった。 近代の科学革命は、知識の革命ではなかった。何よりも、無知…

ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』(河出書房新社)5/7

下巻 第13章 歴史の必然と謎めいた選択 p43-48 歴史は、予測が原理的にできない二次のカオス系である グローバルな社会の出現が必然的だというのは、その最終産物が、いま私たちが手にしたような特定の種類のグローバルな社会でなくてはならなかったという…

ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』(河出書房新社)4/7

上巻 第6章 神話による社会の拡大 p136-42 サピエンスは、ネアンデルタール人と近縁のホモ属が、 ただ無目的に進化しただけのもの 紀元前1776年、バビロニアの王ハンムラビは当時の正義と公正のあり方を示したハンムラビ法典を、楔形文字を石柱に刻んで残し…

ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』(河出書房新社)3/7

上巻 第3章 狩猟採集民の豊かな暮らし p69-70 狩猟採集時代の平均的サピエンスの脳は われわれ定住社会のサピエンスの脳よりも大きかった サピエンスの集団はたいていの生息環境では、融通をきかせ、うまく現地にあわせた食生活を送った。シロアリを探し回…

ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』(河出書房新社)2/7

上巻 第2章 言語による虚構の獲得が協力を可能にした p35-50 ネアンデルタール人は1対1の喧嘩には強かったが 情報がモノを言う集団の戦争には弱かった 7万年前から3万年前の間に、たまたま遺伝子の突然変異が起こり、サピエンスの脳内の配線が変わったらし…

ユヴァル・ノア・ハラリ 『サピエンス全史』(河出書房新社)1/7

昂奮しながら本を読んだのは久しぶりだ。 原著には a brief history of humankind(概説人類史)という副題が付いているが、内容を正しくいえば、日本語副題のとおり「文明の構造と人類の幸福」である。数年前に本書が出たことは知っていたが、サピエンスの…