ラス・カサス
一四九二年のコロンブスの新大陸発見以後、スペイン人はカリブ海・南米北部・フロリダなどで先住民の惨殺、金銀や食料の掠奪に悪逆のかぎりを尽くした。その無法ぶりを描いた「古典」である。 著者ラス・カサスはスペイン国王カルロス五世の忠実な官僚司教で…
一四九二年のコロンブスの新大陸発見以後、スペイン人はカリブ海・南米北部・フロリダなどで先住民の惨殺、金銀や食料の掠奪に悪逆のかぎりを尽くした。その無法ぶりを描いた「古典」である。 著者ラス・カサスはスペイン国王カルロス五世の忠実な官僚司教で…