リチャード・ファインマン
リチャード・ファインマンは、トルーマンと軍部が主導しオッペンハイマーが指揮した、ロスアラモスでのマンハッタン計画に(初期のうちは下っ端の科学者として)直接参画した人である。上巻後半部の「下っ端から見たロスアラモス」の章にそのことが書かれて…
1965年量子電磁力学の発展に大きく寄与したということで、朝永振一郎らとともにノーベル物理学賞を受賞したリチャード・ファインマンの自伝。この本は1986年に日本語訳の出る前にドイツ、フランス、韓国でも出版されたが、いずれも売行きは良くなかったらし…