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高橋和巳

高橋和巳 『日本の悪霊』(河出文庫)2/2

付録対談 <大いなる過渡期の論理> VS三島由紀夫 この本には、「お宝」のような付録として、三島由紀夫と高橋和巳の大学紛争をめぐる対談が収められている。初出は雑誌「潮」の1969年11月号らしいから、三島の自殺の1年前に行われたもので、三島と高…

高橋和巳 『日本の悪霊』(河出文庫)1/2

私たちの世代は、大学内で「闘争」することで、世界という、「形」のない壁への抵抗に初めて、とても稚拙ながら「形」を与えることができた、と思っている。この小説前半部では、議論の前提となる単語ががきちんと定義されていない「全共闘」の典型的なアジ…