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2016-03-10から1日間の記事一覧

円地文子訳 『源氏物語』 (新潮社)2/9

巻三 いまや皇太后という頂点に立ち、女性の中では権勢並ぶもののない弘徽殿の女御。源氏の須磨下りは、その弘徽殿の妹・朧月夜に、あろうことか宮中で手をつけたことがたたったものだ。その都落ちを源氏は、罪を犯したことに対する罰ではなく、自ら決めた自…