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高島俊男

高島俊男 『中国の大盗賊』 講談社現代新書

中国の歴代王朝の創始者は、例外なく、自分の出身地を荒らしまわった「盗賊」・「流賊」が大きくなったものだという考え方で、一冊を通している。これは世界的定説でもあるのだが。 この本では、元祖盗賊皇帝である漢の劉邦から稿を起こし、乞食坊主上がりの…