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カレル・チャペック

カレル・チャペック 『山椒魚戦争』(岩波文庫)

『山椒魚戦争』は昔から、奇妙なタイトルのせいでずっと読みたいと思っていた本だった。それが今回金森修『ゴーレムの生命論』に示唆されて『ロボット』を読み、ついでだからということでこの『山椒魚戦争』も読んでみた。 駄作ではなかった。 故国・チェコ…

カレル・チャペック『ロボット』(岩波文庫)

ヨーロッパにはユダヤ教のラビが魔術によって作る「ゴーレム」という「人造人間」の言い伝えがある。本書はそのことを書いた金森修『ゴーレムの生命論』に教えられて知ったもの。著者カレル・チャペックはチェコ出身で『兵士シュヴェイクの冒険』を書いたヤ…