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梅棹忠夫

梅棹忠夫 女と文明ー妻不要論

本書のある章を読んでいて一つ気になった論議があった。妻というものはやがて不要になるという激しい内容である。 p89-90 一般的な男の立場から言えば、今まで妻というものは家事労働全般の担当者として、その必要不可欠性が認められてきた。しかし今は高…

梅棹忠夫 『文明の生態史観』 中公文庫

p101・201-2 東洋とか西洋とかいう言葉は、漠然たる位置とか内容をあらわすには大変便利な言葉だが、少し精密な議論を立てようとすると、もう役に立たない。 わたしは大きな地域の文化の成り立ちを考えるとき、その文化の先祖はどこかという「系譜論」の立…