金原ひとみ
辻原 登が毎日新聞「二○一○年の三冊」に挙げていた短篇集。作者のデビュー作で芥川賞受賞作でもある「蛇にピアス」もそうらしいが、病的な男性依存症があっけらかんと書かれていて、読み始めたときは、いまどき冗談かアイロニーなんだろうと思った。 女性に…
辻原 登が毎日新聞「二○一○年の三冊」に挙げていた短篇集。作者のデビュー作で芥川賞受賞作でもある「蛇にピアス」もそうらしいが、病的な男性依存症があっけらかんと書かれていて、読み始めたときは、いまどき冗談かアイロニーなんだろうと思った。 女性に…